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世界遺産に登録されているティカルやキリグアなど、マヤの大遺跡で知られるグアテマラ共和国は、マヤ系の先住民が半数を占め、色彩豊かなウイピル(貫頭衣)やコルテ(直線裁ちの巻きスカート)を身に着けて生活するその存在そのものが芸術の様だと云われています。 海岸部を除くと、大部分が山地からなり、気候は熱帯性。首都の年平均気温は20℃と、年間を通じての変化は少なく 高地は熱帯性ながら温順な気候です。 しかし高原地方では氷点下になる事もある一方、海岸地方では最高37℃にも達します。一般に夜間はかなり涼しくなります。雨季(5月-10月)の中央高原地方では、午後あるいは日が暮れてからほどんど毎日降雨が有る一方、乾季にはほとんど雨がありません。こういった気候がグァテマラのコーヒーの味を作っているのでしょう。 グァテマラの豆の等級は標高によって格付けされます。 SHBはストリクトリー・ハード・ビーンの略で標高4500フィート(約1370m)以上で採れた最優良品を意味します。 深緑色の中粒で、フルーティな香りと濃厚なボディを有し、シャープな酸味に特徴があります。 |
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アティトラン湖北西岸にある生産者協同組合La Voz、設立が1979年と歴史のある生産者組合です。 有機JAS認定を受けているオーガニックコーヒーです。 このコーヒーが生産されるエリアはグァテマラにある火山性コーヒー栽培地域のなかで最も有機物を多く含んでいる土地であり、なおかつ、日光の最もよくあたるエリアとも呼ばれています。 そのような恵まれた環境のなか、小規模ではありますが熟練した生産者の栽培、加工技術に支えられ、このコーヒーが生まれます。 しっかりとしたボディを持つ豆ですが、舌触りは柔らかくスッキリとした苦味とほのかな柑橘系の酸味、程よいコクが特徴です。 |