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グァテマラは、中米北部で、メキシコの南に位置する、小さな国です。 東はベリーズ、南はホンジュラス、エルサルバドルと優秀なコーヒー生産国と国境を接しています。 大部分が山間部で、メキシコのシエラ・マドレ山脈が伸びて続いています。 火山国で火山灰質の土壌が、グァテマラコーヒーの特徴の基盤です。 気象は、太平洋側と大西洋側のそれぞれの熱帯性気候に影響されます。 グァテマラコーヒーの多くは、山脈の斜面で栽培されています。豊富な雨量と肥沃な火山灰土壌、気象は、コーヒー栽培に適した条件に恵まれています。 狭い国土に、七つの産地があり、山脈を挟んで気象条件が違う為、それぞれに特徴が異なります。 アンティグァ地区、フライハーネス地区、アティトラン地区、コバン地区、フェフェティナンゴ地区、サンマルコス地区、ニューオリエンテ地区の七つです。 |
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![]() (農園主:ホセ・ヴィクター・ヴァスケス・アギラール) |
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昨年ご好評を頂いた『パカマラ種』のグルメコーヒーです。 ※パカマラ種=『パカマラ種』は、ブルボン種の突然変異種「パカス」と「マラゴジッペ」をかけあわせた品種で、エルサルバドル特有の品種です。 マラゴジッペのように非常に大粒ですが、ゲイシャにも似た素晴らしい香りをもっており、近年非常に注目を集めています。しかし、生産量が少なく、希少な品種となっています。今年は、グァテマラの当たり年のようで素晴らしい豆が揃いました。 ==================================== 首都のグァテマラ・シティーから約60km東へ進むと、比較的新しいスペシャルティコーヒーの産地があります。 グァテマラ国立コーヒー協会(ANACAFE)が、「ヌエボオリエンテ」と呼ぶホンジュラスとエルサルバドルの国境に隣接する地区です。 「ヌエボオリエンテ」地区は、標高4,500〜6,500フィート(約1400m〜1800m)の高地で、降雨量が1800mm〜2,000mmと多いことが特徴です。 古くは火山地帯であったため、その土壌は変成岩や軽石を含む石灰岩で、ミネラルのバランスが非常に良いと言われています。 そのため、スペシャルティコーヒーの栽培には、最適なエリアとして世界的に知られています。 栽培品種はブルボン・カツアイ・カツーラ・パチェで、シェイド・ツリーにはマメ科の植物であるインガが使われています。 この地区のコーヒー栽培は小農家によって支えられていることも特徴です。 農園主ホセ・ヴィクター・ヴァスケス・アギラールの経営する(ラス・デリシャス農園)はグァテマラで最も新しい地域コーヒーである『ヌエボオリエンテ、ニアラール』 の標高1130mにあります。 日陰でていねいに栽培した後、100%天日乾燥されます。 パカマラは元々エルサルバドル生まれの希少品種。 甘いアロマと滑らかな舌触りに定評のある品種ですが、近年このグァテマラ、特にヌエボオリエント地区で生産されるパカマラが非常に注目を集めるようになってきています。 甘く滑らかなアロマと口当たりはそのままに、飛びきりフルーティーな香りをまとっています。 |
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さらに特筆すべきは、冷めた時の味わいです。甘さとフルーティーさがむしろ増していて、まるでフレッシュなコーヒージュースのような雰囲気! コーヒーが冷めるにつれて、チョコレートのような甘みとほろ苦さを伴って、味に一段と深みが出てきます。 鑑定士マルシアは脅威の90点を付与、バランスの取れたそのテイストを実感して下さい。 |
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