【生産国】 グァテマラ
【生産地域】 アンティグア
【ブランド名】
ジェヌイン・アンティグア・
パストレス(ピーベリー)
【年間生産量】
300袋程度 
(ピーベリーは通常生産量の
わずか4−5%)
【精製方法】
伝統的な発酵工程を経る
節水式水洗。


グァテマラ・ジェヌイン・アンティグア(ピーベリー) 

GENUINE ANTIGUA
(PEABERRY)
ジェヌイン・アンティグア(ピーベリー)


(200g) (500g) (1s)
¥840 ¥1,950  ¥3,700
(税込\882) (税込\2047) (税込\3885)


中南米北部に位置するグァテマラは、火山が多く、国土の大半が山地、もしくは高原です。
高原の気候は温帯気候で雨季と乾季があり、変化に富んでいます。
その高原の適度な気温、豊かな降水量、肥沃な火山灰土壌が世界有数の生産量と高品質を誇るグァテマラコーヒーを生み出しています。

狭い国土に、七つの産地があり、山脈を挟んで気象条件が違う為、それぞれに特徴が異なります。
アンティグァ地区、フライハーネス地区、アティトラン地区、コバン地区、フェフェティナンゴ地区、サンマルコス地区、ニューオリエンテ地区の七つです。


(写真左上:パストレス工場の遠景)

 今回お届けするジェヌイン・アンティグアは、「本物のアンティグア」を意味しグァテマラコーヒーの中でも特に高品質なコーヒーが生産されることで有名な、アンティグア地区で生産されたことを証明するものです。その中で更に希少なピーベリーをお届けします。
アンティグア地区は標高1500〜1600mに位置した寒暖差が激しい地域であることと、単一品種が主体となって栽培されているため、高品質で混ざり気のない豊饒なコクと甘い香りをお楽しみいただけます。

しっかりした酸味と香ばしいチョコラティーフレーバーの絶妙なコンビネーション、上品なテイストはさすがと思います。
(写真左下:農園の人々)

ドイツを中心としたヨーロッパのグルメコーヒーファンはアンティグア・パストレスの名前を聞いただけでVサインを出します。

これ程に愛飲され続けていたパストレスがようやく日本のコーヒー愛飲者のお目に掛けることが出来るようになりました。

【孤独が好きな?ピーベリーとは】

日本では「丸豆」と呼ばれています。
真っ赤なコーヒーの実の中に1つずつ入っていて、コロッと丸い形をしています。

通常のコーヒー豆は、1つの実に2粒の平豆が入っていますが、豆が1粒だけ入っているものが、収穫量全体のわずか4〜5%だけ収穫されます。
(年間生産量300袋程度)

これがピーベリー種(丸豆)で、非常に希少種で、比較的小粒の丸豆で焙煎の火の通りが早く、まんべんなくローストできることから、品質にバラツキがなく完成度の高いピーベリー。味わいも違います。

どうして単独で実に入っているか、原因はハッキリしていません。
小粒なので枝の先端になるかと思えば、そうとも限らないそうです。
人間と同じでコーヒー豆にも孤独を愛する豆もあるのかな、と(笑)。
(写真左下:パストレス水洗工場)

伝統的な発酵工程を経る節水式水洗。

天日乾燥されたパーチメントは、 気温の変化の少ない木造倉庫で品質が落ち着くまで熟成され、脱穀後は地元の女性により丁寧な手選別が施される。