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ニカラグアは中米のほぼ中心に位置し、北はホンジュラス、南はコスタリカに接しています。 中米で最大の面積を誇り、豊かな国土と火山や湖など美しい自然に恵まれた国です。 ホンジュラスとの国境に近いオコタル地区は、独自の地形から高品質コーヒーの産地となっており、ニカラグアの中でも多くの スペシャルティーコーヒーを産出することで有名です。 |
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ニカラグアでもっとも際立つ高品質のスペシャルティコーヒー産出農園のニカラグア・ブエノス・アイレス農園より、Maracatu (マラカトゥ)種という珍しい品種のコーヒー豆が届きました。
農園主は3代目のルイス・エミリオ・バラダレス氏。 90年近く前に祖母がホンジュラスから移住し、この地で農園をスタート。 35年前からマラゴジーペの生産を始め、現在ではニカラグア最大のマラゴジーペ生産者となっています。 他農家が生産性の低いマラゴジーペから生産性の高いカツーラに切り替えていくなか、 あえてマラゴジーペにこだわり、研究に研究を重ねて、カツーラと同程度の生産性まで引き上げた努力家です。 1979年から1990年にかけての内戦時には左派 勢力サンディニスタ民族解放戦線の民兵による作物の略奪などに会いながらも、家族や労働者家族を守りつつ農業を続けました。 |
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今回のコーヒー豆は、ティピカ種の突然変異と考えられる非常に大粒の果実・種子を持つのが特徴で、流通量も少なく希少性の高いコーヒーとして知られるマラゴジーぺ種。 ニカラグア最大のマラゴジーぺ生産者がカツーラと交配させてつくりだした『マラカツーラ』です。 味の特徴は、口当たり柔らかく、花のような香り、爽やかな酸、キャラメルのような風味、甘味を伴いバランスのとれたコーヒーとなっています。 ブエノスアイレス農園では、12月から3月の間に収穫が行われ、赤く熟したチェリーだけをハンドピックしています。 生産者たちは、この農園に棲む動物や植物を守りながら、コーヒーを育てることを心がけています。 豊かな自然資源を保護し、環境と調和しながら丁寧に育まれたコーヒーを、是非ご賞味ください。 |
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