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ブルンジ共和国は中央アフリカの中心に位置し、人口約640万人、面積は北海道の約三分の一ほどの小さな国です。 赤道に近いことから熱帯性気候なのですが、西側に面したタンガニーガ湖の標高が800mと云うことからも国土全体が高いことから穏やか気候になっています。 このようなことと、数千を数える丘の国として「リトルスイス」と形容されています。 まさに山岳コーヒーの産出国です。 栽培地域は北半分に集中しており、小規模の農家が殆どで厳しい山岳であるため作業はすべて手作業で行われています。シェイドツリーの下で栽培され、自然の藻状の植物や枝打ちをした後の葉などを肥料にした有機栽培的な農法が用いられています。アフリカのものは、ケニア、タンザニア、ルワンダ、マラウィ、ウガンダとどれをとっても名品ぞろいです。 |
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ブルンジにコーヒーが伝わったのは1933年。 ベルギーの宣教師がレユニオン島から持ち込みました。 水洗式は1972年に、ルワンダ国境沿いのンゴジから始まりました。現在、ブルンジには145箇所のウォッシング・ステーションがあります。 当初は、ブルボン種のみでしたが、現在ではブルーマウンテン(ティピカ)も栽培されています。 産地はブイェンディ、キリミロ、ムミルワの3エリアがあります。 今回のムミルワはその中でも一番小さい産地で、ルワンダとコンゴの国境沿いにあります。 小規模農家が一生懸命作ったコーヒーです。 |
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アプリコットや杏を彷彿させる、甘いマイルドないい香り。 口に含むとさらにマイルドな香りが口に広がり、コーヒーというより、果汁を飲んでいるかの様な感覚です。 |
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