|
|
|
|
|
エクアドルの国名はスペイン語の「赤道(el ecuador)」に由来します。 首都キトは海抜2,850mに位置し、正に赤道直下。 自然の宝庫と呼べるエクアドルから、雄大な大地に育まれたグルメコーヒーのご紹介です。 エクアドルは地理的には小さな国ですが、比類なく変化に満ちた地形、様々な気候に恵まれ、多様な植物系、鳥・野生生物にあふれる国です。 旅行者は一歩も国から出ることなく、ジャングル・熱帯雨林からアンデスの山岳地帯へ、太平洋岸にたどり着き、動植物の宝庫であるガラパゴス諸島まで、素晴らしい景色を楽しみながら一日のうちに横断することも可能です。 |
ラテンアメリカにコーヒーが初めて伝わったのは1714年、オランダ人がガイアナに持ち込みました。 そして、エクアドルに伝わったのが1830年。 近隣諸国に比べるとかなり遅れました。 最初に栽培されたのは沿岸に位置するマナビ県のラス・マラビージャスとエル・マメイ。 そこからあっという間に全国へ広がっていきました。 |
主にアラビカ種は南部の高地と西部の海岸近くで生産されます。 グレートマウンテンが生産されるのは高地で、その中でも非常にコーヒー栽培に適した気象条件である「マナビ地区(MANABI)」。 年間降雨量が安定しており、エクアドルでは高級アラビカの産地として名高い地域です。 また、険しい山脈に囲まれているが故に古き良きコーヒーの味わいを提供してくれるティピカ種が今でも主流となっており、絶妙な味わいを醸し出してくれます。 |