|
・お湯は必ず沸騰させて、かける直前にガス台から離し、沸騰が少し落ち着くのを待つ。
・1回目のお湯は、中心から周囲に逆の「の」の字を描くように、コーヒー豆の膨れに併せながらタップリとかける。(上手く膨張させる事ができて、待機の時間が十分に持てると、1回目のお湯で、コーヒーの成分の大部分は、抽出されます。)
・煎りが深い分、お湯を吸収する力が強いので、ホットの時よりも気持ちタップリと注ぐような感じで献てます。 |
|
・後は、ゆっくりとコーヒーの抽出液が落ちるのを待ちます。 |
|
・スーと落ちていた液が、ポタポタと切れる手前で、2回目のお湯を1回目の時のように、またタップリとかける。 |
|
・2回目のお湯をかけた時に、アワの色が1回目の時と違って、ヌタッとした白っぽいアワになると、コーヒーの成分が抽出されたと言うサインです。
・後は、人数分の目盛りまで、コーヒーの液が落ちるのを待って、ドリッパーの中にお湯が残っていても、サーハ゛ーからはずします。 |
|
・抽出されたコーヒー液は、水をはったボール等で冷ます。
(とにかく早く冷まします。氷等を入れて急冷する程、コーヒーの旨味の成分は逃げないのでより良い味になります。)
・あらかじめ甘みをつけて置く時は、冷める前にシュガーを加えて好みの甘さにする。(無糖または甘味にシロップを使う時はこのまま冷まします。)
・十分に冷めたら、冷蔵庫で保管します。
(冷ました状態で、温度変化をさせないのが、味を長持ちさせるコツです。) |
|
・写真は、当店で使用している”冷珈器”という器具です。
冷水の容器の中に、ガラス管が渦のようになって、下のコックに接続されています。
献てたての熱いコーヒー液を上から注ぐと、ガラス管の渦の中を通ってくる間に、急冷されてコックから出てきます。
すぐに、献てたてのアイス・コーヒーが飲めるというしくみです。 |